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気化性防錆紙の防錆機構

紙に塗布または含浸されている防錆剤は、常温で徐々に気化(昇華)し、その蒸気は密閉された空間をすみやかに充満します。
このように固体から液体を経ず直接に気体となる現象は昇華と呼ばれ、身近な例としては防虫剤として広く使われているナフタリンが知られています。この気化した防錆剤は、鉄表面の極めて薄い水被膜中に溶解し、さらに鉄表面に物理的、化学的に吸着し「防錆被膜」を形成します。この防錆被膜は、鉄を錆の原因となる外気から遮断し錆への変化を防ぎます。この気化性防錆剤による防錆被膜は、膜厚が極めて薄く、鉄表面への吸着力が弱いため、鉄表面に外観上の変化を与えないことはもちろんのこと、鉄地の減少等の変化もないという特徴があります。したがって防錆包装後の鉄製品は、表面を洗浄することなく直ちにご利用いただけます。

気化性防錆紙の仕組み

気化性防錆紙 タイプ別一覧表

気化性防錆紙の特徴

  • 使用している防錆剤は、適度な気化性がありますので、簡便に防錆包装(梱包)ができ、直ちに防錆効果が発揮されます。 しかも開封後すぐに製品の使用が可能です。
  • 防錆剤はすべて弊社で製造管理されており、原紙は、発錆の要因となるpH、塩素イオン等が管理された防錆紙専用の原紙が使用されております。
  • 軽包装から重包装、更には合紙用にいたるまで各種用途に応じた構成の製品が用意されております。
  • 防錆油を併用することなく高温多湿下でも優れた長期防錆効果が得られます。
  • 気化性防錆紙は経時等により、色調が変わることがありますが、防錆効果には影響ありません。
  • 使用方法を誤ると、防錆効果を最大限発揮できない場合がありますのでご注意下さい。


 
品番
ベース紙
標準寸法
アドパック
(鉄用含浸タイプ)
GK−7(M)
GP−7(M)
75g防錆紙用クラフト
75g防錆紙用クラフト+PEラミ
1000×100m及び平判
1000×100m及び平判
アドパック
(鉄用塗工タイプ)
TK−610(M)
TK−810(M)
TP−810(M)
60g防錆紙用クラフト
75g防錆紙用クラフト
75g防錆紙用クラフト+PEラミ
1000×100m及び平判
1000×100m及び平判
1000×100m及び平判
アドパック−S
(鉄・非鉄金属
 共用含浸タイプ)
SK−7(M)
SP−7(M)
75g防錆紙用クラフト
75g防錆紙用クラフト+PEラミ
1000×100m及び平判
1000×100m及び平判
アドパック−C
(銅用含浸タイプ)
CK−6(M)
60g防錆紙用クラフト
1000×100m及び平判


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