6/18のMOBIO-Cafe Meeting

株式会社創機システムズ様の「成長産業企業活用人材育成事業」の研修生がチームを組み、3つのテーマから成果発表も今回はその第二回目。実物展示や実際に飛行したりと、迫力満点のCafe Meeting。若い技術者が自分の得意な分野を追求するよりも、むしろ未経験な分野に挑んでいる姿に好感が持てる内容でした。

DSC_6266

■VTOL機(垂直離着陸機)による、橋梁・高架などのインフラ監視システムの開発

プロペラが4つあるクアッドコプター型の垂直移動ができるVTOL機を独自開発し、橋や建物などの構造物の高所点検業務に向けた用途開発を行っている。

現在はラジコンのプロポで人がコントロールしているが、目指すは完全自動化。建築後50年を経た構造物が増加し安全性が懸念される中、経費削減ができて人を危険にさらさないVTOL機の活躍できるフィールドがあるのでないかと、期待がかかる。

DSC_6261

実際にMOBIO Cafe会場で飛ばしてみた。思ったより大きくローターの回転も早くて、馬力があるところを見せつけ、また飛行は安定していた。

DSC_6266

 

 

■エコハウス実現に向けた、キノコ、ワサビの育成キットの開発と風力発電システム

小さなサイズの一定エリアに「エコハウス」として、エネルギーを生み出したり、小型植物を自主生産する実験を重ねている。中でも、微量な風でも発電できる垂直軸風車の開発や、太陽光発電などでエネルギーを確保し、キノコ事業としてキノコ栽培キットや、ワサビ栽培実験をしている。

光合成を促すライトはLED。実験では赤色を使っているが、市場導入には高級感のある色に変更することも検討。

DSC_6246

下の金魚の排泄物をポンプでくみ上げ、上のワサビの葉っぱ植物はその養分を取って成長するため、水槽はいつも奇麗に保たれる。

 

■FA事業で活かす2つの技術

EVを解体・組立てして仕組みを理解したうえで、無人の電動台車を試作している。地面に埋め込んだQRコードを読み取り荷物を運搬するという、工場での荷物自動運搬に向いているEV。次には実機を披露する予定と言う。

DSC_6269

 

一方では、ネジなどの不良品を画像処理システムにより、人を介さず取り除くことができる仕組みを披露。

DSC_6256

 

なかには時間オーバーでプレゼンが途中で止められることも。プレゼンも訓練の一部であって、研究成果をいかに世間に発表し、販路を拡大していくのか、一番大切な実務として捉えられているようだ。

以上のように若き挑戦者が、ある分野で試行錯誤を繰り返しニーズを追求している事業。ものづくり企業との接点をいかにつくるかが鍵になるが、企業側からの「こんな技術の用途開発をいっしょにしたい」といったアプローチも歓迎。今後の展開に期待が高まる。

***

次回のMOBIO-Cafe Meeting(モビオカフェ・ミ-ティング)

開催日:平成26年7月4日(金)

プレゼン18:00~19:00 、 交流会 19:00~20:00

 

株式会社新日本テック様  微細精密加工

株式会社大阪ケイオス様   企業資産ものがたり化

他1社

コメントは受け付けていません