大阪府立大学大学院工学研究科マテリアル工学分野教員を本務として、平成20年より金研大阪センター教員を兼務することになりました。超高齢社会の現代において、骨や歯といった硬組織代替バイオマテリアルの重要性はますます高まってきています。インプラント材や骨充填材としての新規アパタイトセラミックスをはじめ、バイオメタルの複合化を含めて様々なバイオマテリアルの高性能化に関する研究開発を進めています。上述の生体内にとどまらず、生体外の問題解決 を目指し、いわゆる“環境問題”の解決を目指した触媒関連材料の研究も展開しています。また、セラミックスのナノ構造制御を通じて、セラミックス材料の研究・開発を産官学の連携を取りながら進めています。
セラミックス、生体材料、環境材料、耐熱エンジニアリングセラミックス