事業内容
ヒラグチ精鍛(株)の物造りのポリシーは、否定ではなく肯定から第一歩を踏みだすということ。それは、造ることへの喜びと創造性と研究が一番だと考えているからです。ヒラグチ精鍛では、冷間鍛造では複雑で困難といわれる形を製品化し、顧客の多種多様なニーズにお応えしています。

製品・技術の紹介
世界一流の冷間鍛造技術を誇るヒラグチ精鍛
独自の創造力で、夢の製品を冷間鍛造技術で実現

ニアネットシェイプ技術で世界に貢献
ヒラグチ精鍛は冷間鍛造のメーカーとして、昭和55年の創業以来、需要家の皆様方と共に今日まで歩んで参りました。近年も売上拡大・設備拡充を達成するなど、ヒラグチ精鍛の高い技術力が評価されています。
中でも車の安全走行に不可欠なABSセンサーリングにおいては、従来の切削加工のコストを数分の1に低減すると共に、精度を大幅に向上させました。
また冷間鍛造加工は従来の切削加工と異なり、無駄な切粉を生じない加工法で、こうした点からも環境負荷低減を進める各産業界に貢献しています。
さらにヒラグチ精鍛では、冷間鍛造に最も重要となる金型、工程開発に独自の手法を有しており、これにより大手企業の試作・開発を受託すると共に、技術の指導にも力を注いでいます。
この工法の周辺技術の開発と、常に新しい製品の開発、コスト競争力の強化、エネルギー効率アップ、環境負荷低減への努力を行っており、冷間鍛造において40数年の経験と世界に誇る技術とノウハウで常に前進しております。
またドイツのHolzer社からも高い評価を得ています。(H15年「工法特許」を取得)
「夢の潤滑皮膜・完成」

夢の潤滑皮膜、それは公害問題のない連続ハンドリングが十分可能な皮膜で、現在ヒラグチ精鍛㈱にて連続操業中です。
従来は、塩酸・硫酸を使うことで、排水処理が必要でした。また、リン酸亜鉛皮膜、1gに対して1gのスラッチがでます。これは産業廃棄物です。
またこの場合はインラインが困難でした。今回開発した潤滑皮膜は、油を噴霧するだけで、これにより細かな隙間までも油分が浸透します。また、製造工程も連続ハンドリングを可能としました。
現在、鉄・アルミは開発完了し、他の金属に展開中です。これらにより工程が簡素化されるだけではなく、無公害という社会環境にも有益な点があげられます。
「潤滑技術で絞り加工製品を造ります」

当社はステンレス加工における多くの技術を保有しており、特に深絞り、異形絞りを得意としております。
深絞りにおける成形限界を高めるための基本問題は、絞り抵抗と材料強度の関係です。加工時における絞り抵抗に材料強度が打ち勝てば、より深く絞れます。これまでは絞り比率2.35まででした。
しかし、当社で開発した潤滑剤を使うことで、従来の絞り比率を倍にすることを可能にしました。
企業概要
- 企業名
- ヒラグチ精鍛株式会社
- 住所
- 〒581-0051 大阪府八尾市竹渕西3-59
- 代表者
- 平口 信行
- 創業年/設立年
- 1980年 / 1981年
- 電話番号
- 06-6799-2003
- FAX番号
- 06-6709-8255
- 企業HP
- 資本金
- 10,000,000円
特許取得