展示ブース:北館2F 122
奈良精工株式会社ナラセイコウ
難切削材の高精度加工部品(医療機器・光学機器・OA機器)
歯科用インプラント、人工関節
ダブルガイド式腱鞘切開器
事業内容
奈良精工(株)は、光学機器、医療機器、OA機器等の精密部品を製造。旋盤・マシニング加工の優れた技術と充実した設備で、小ロット製造やチタン合金などの難削材加工も可能。また、第一種医療機器製造販売業、医療機器製造業の許可を受け、歯科用インプラントや人工関節及びそれらの手術器械を生産。

医療機器・ダブルガイド式腱鞘切開器
医療機器分野
ダブルガイド式腱鞘切開器を用いた、弾発指の小侵襲手術
光学機器分野
製品・技術の紹介
難切削材の高精度加工 ~医療・光学機器等~
第一種医療機器製造販売業許可所得
●クリーンルーム保有
●加工レスダイカスト鋳造技術(抜き勾配無し)
●高精度の光学部品加工技術 (真円度20㎛、嵌合径交差6級、摺動面粗さRmax2㎛)
●チタン合金の加工
<医療機器・製造事例>
奈良精工では、歯科用骨内インプラント材の開発、人工関節・手術器械のOEM受注生産など、高水準の医療部品製造を進めています。
医療分野における品質マネジメントシステムの世界標準規格「ISO13485」と第一種医療機器製造販売業許可を所有しており、医療器具の設計・開発から、製造、製品の出荷までを自社対応可能であることが強みです。更に、医療機関との共同開発にも精力的に取り組んでいます。

<光学機器・製造事例>
カメラや望遠鏡、プロジェクタといった光学機器は、光の屈折や反射、干渉などを利用する精密機器であり、その製造には緻密な加工技術が求められます。
奈良精工は約半世紀にわたり光学機器部品の製造に取り込んでまいりました。長年の経験と技術の蓄積を活かして、ハイクオリティで顧客ニーズに合致した機器製造を行っています。

ダブルガイド式腱鞘切開器
弾発指の小侵襲手術の場合

下記の①から⑤の順で切開していきます。
①超音波診断装置による観察とマーキング
→超音波診断装置を用いると、腱の運動障害や肥厚したA1プーリをリアルタイムで観察することができます。

②ダイセクターによる腱鞘の穿孔
→超音波ガイド下にダイセクターを滑膜性腱鞘炎内に挿入します。

③シースガイドを検証に挿入
→シースガイドで腱鞘を持ち上げるように動かし、超音波で腱鞘内に確実に挿入されていることを確認します。

④ニードルホルダーによる切開用針の保持
→ニードルホルダーの溝に針を組み込むことにより、針がしっかりと保持できるようになります。

⑤腱鞘切開

<特徴>
直視下手術では、皮切大きさが約1.5cm~2cm、ガーゼを外せるまでの日数が約10日かかります。
本術式であれば、皮切大きさは2mm、創部に問題がなければ、縫合なしの約3日で、ガーゼを除去 できます。
また、水仕事など日常生活への復帰も早く、手術部位の瘢痕もほとんど生じません。
安価な注射針を使用するため、刃の切れ味に困ることも無く、低いランニングコストで手術可能です。
※注意※ 解剖上、指神経が腱をまたぐ母指には使用することができません。
企業概要
- 企業名
- 奈良精工株式会社
- 住所
- 〒633-0101 奈良県桜井市小夫3681
- 代表者
- 中川 博央
- 設立年
- 1968年
- 電話番号
- 0744-48-8511
- FAX番号
- 0744-48-8244
- 企業HP
社長インタビュー記事(https://www.m-osaka.com/jp/special/000091.html)
- 資本金
- 30,000,000円
第一種医療機器製造販売業許可
特許取得
ISO9001認証取得
ISO14001認証取得
ISO13485認証取得
JISQ9100認証取得