C00083-002N.jpg国内の良質な天然骨材の採掘場は少くなりつつありますが、既存建物や工作物の中には、コンクリート骨材として、かって山河を自由に採掘できた時代の良質な資源が眠っています。
したがって、骨材資源においては、天然骨材と再生骨材の境界をなくし、適材適所に使用することによって、わが国の自然や資源を守り、環境を保全する時代が来ているといえます。

コンクル®は、コンクリートリサイクルの商標名称です。コンクリート構成物である骨材を抽出し、近年制定されたJISの基準に適合した骨材に再生することで、再度コンクリート用骨材として使用できる資源循環型社会形成に叶ったシステムの事です。

コンクリート塊をコンクリート用再生骨材製造システム(湿式磨砕工程+湿式浮遊比重選別工程)によりバラツキのない安定した高品質な細骨材や粗骨材に再生加工。

コンクリート塊の粉砕と共に再生コンクリートの製造を一貫したプラントで行う技術開発と事業化に成功。この実績により様々な現場・施設で採用されています。


2000年3月に上程された「循環型、社会基本法等」で、物質の環境的利用や優先順位『①リデュース(排出抑制)、②リユース(再使用)、③再生利用(リサイクル)』といった基本原則を提示し、建設工事等においてもより再資源化を計り、徹底して循環型社会に移行しようとする国の流れの中、コンクリートの分野でも、今やリサイクルではなくリユースの時代であり、技術的にも十分可能であるという実績が蓄積されつつあります。
コンクリート中の天然骨材をもう一度コンクリート用骨材として、利用できる技術と実績が現実のものとなっています。


創業以来「技術研修」「工場見学」等、国内外の多数の企業・研究機関の皆様にお越しいただいております。
どうもありがとうございます。


再生骨材コンクリートM(JIS A5022)を取得。再生骨材コンクリートMで初の認証取得。認証機関は日本建築総合試験所。


コンクルに関する論文や資料及びメディアへの紹介等