下西技研工業は、3つのテクノロジー(メカ・磁気・熱)の開発設計技術を保有。全分野における設計・製造・納入(国内、海外)が可能。
(1) メカ分野…国内トップシェアのOA機器用ヒンジ製品
(2) 磁気分野…磁界解析にもとづくソリューション
(3) 熱分野…モデル作成による熱解析シミュレーション
■3分野間のモジュール化で市場ニーズに対応
磁気とヒンジを組み合わせた磁気センサー付ヒンジ、速度センサー、放熱・ヒーターユニットなど
製品・技術の紹介
製品・技術の紹介
3テクノロジーのモジュール
メカ+磁気+熱=∞
―検証と解析―
ベストソリューションを提案
解析風景
1)感覚的な使用用途・仕様ニーズを的確に把握
2)情報を数値パラメータへ変換、検証
■メカトロ設計
・理論設計と実データを融合
・社内外での協議・検証から製品納入まで対応
■磁気設計
・三次元シミュレーションソフト解析に技術データを加え、最適磁気回路を設計
・磁場解析技術の事例集積と実用化も推進
■熱設計
・詳細で的確な熱解析で効率よい設計を構築
・熱をコントロールし、実効性の高い機器機能を実現
小型アクチュエータ 電気エネルギーを直線往復運動に変換
磁石とコイルを組み合わせた磁石可動型リニアアクチュエータです。
電磁石の吸引力を利用したソレノイドとは動作原理が異なり、電磁力(ローレンツ力)を利用しています。電流の切り換えのみで往復動作が可能なため各種用途への応用が可能です。プッシュ・プル型、双安定型、片安定型等のカスタマイズが可能です。小型バイブレータ、リニア制御アクチュエータ、切り換え機構などに用いられます。
【特長】
・直動型で、直線往復運動をします
・高速運動、高速応答
・省電力で大きな推力が得られます。
・条件により100Hz以上の高速動作が可能です。
・電流値に比例した推力が得られます。
メカ技術の駆使
ジョイント部分を支えるヒンジ
パソコンやプリンタなどの通信、OA機器は何度も開閉動作を行います。ヒンジは、そのジョイント部分を支え、蓋や厚板をスムーズに希望の位置(角度)で停止させる機能を持ちます。
・ADFヒンジ
重量級向けの蓋に対応するもので、角度自在・ダンパー機能など製品に応じた対応が可能です。
・小型軽量ヒンジ
複合機用の軽量圧板に適用。蓋の開閉は30~60度の範囲に自動停止。重量・左右バランスの異なる場合でも製作可能です。A3からブックタイプまで、厚さの異なる原稿にも対応します。
・チルトヒンジ
マルチファンクション機能を持った製品向けのヒンジです。小型・軽量でシンプルなデザイン、軽い操作性でいろんなタイプの製品に対応できます。
メカトロニクス・磁気・熱3つの技術で部品提案
業務内容:複合部品を開発から試作、量産まで一貫で
OA機器、住宅設備、照明、精密機器などのメーカーへ、機構部品や複合部品を供給する企業。多分野に複雑で高度な部品を提供できる背景には、メカトロニクス・磁気・熱の3分野で技術を深化させてきた歴史がある。
メカトロニクス分野では重いフタを支えて軽い力で開けられる特殊ヒンジを得意とし、磁気分野では磁場解析による高度な設計に対応。熱分野では電子部品や精密機械の熱対策にフォーカスし、熱解析シミュレーションの環境を整えている。国内だけでなく中国とタイに製造拠点を展開し顧客の海外進出や適地生産、BCP(事業継続計画)対策のニーズにも応え、開発から試作、量産まで一貫体制を構築している。
強み:メカトロニクス・磁気・熱の技術を融合
メカトロニクス・磁気・熱の各分野に設計者を配置。流動解析や強度解析、磁場解析、熱解析などのシミュレーション結果に経験を加えることで顧客の気づいていないところまでを提案する。
また、単一技術特化型の企業では不可能な多角的な検証により複数の技術を融合した部品の提供や、速やかな問題解決法を提示できるのが強み。顧客の要望を加味した部品設計やモジュール・ユニット設計、コストダウンを実現している。工数削減や品質向上に貢献することで信頼を得て次の仕事へとつなげているため、取引の歴史が長い顧客が多いのも特徴である。
独自技術:複雑な着磁技術で他社を圧倒
磁石においては、数ある磁石加工メーカーの中でも技術で群を抜く。素材や形状を変えるだけでなく、形状・素材が同じ物でも着磁方向や方法が違えば、まったく異なる用途に使えるのが磁石の世界。
下西孝社長は「複雑な着磁に挑戦できるメーカーは全国的に見ても極めて少ない」と技術の優位性に言及する。最適な磁石素材や加工方法を選定し、豊富な磁場解析事例を活用して、吸着・磁束利用、センシングなどに幅広く対応している。磁気の吸着の強弱はもちろん、部分的な磁力の集中や精密な多極着磁技術を用いて競合他社との差別化を図り、独自の市場を構築している。
今後の展望:開発した自社製品で世界市場の拡大
近年、注力しているのが自社製品の開発。平成29年秋には、OA機器・印刷機の重送検知や検査機器・加工機械の寸法変化を検知できる磁気式変位センサーを発売した。測定子の位置が磁束の量を変化させ、その変位を検出する。バネによる付勢力があり、シート状物の搬送状態にレスポンスよく追従する。一般的に使用される超音波センサーの代替を狙った製品で、大幅なコストダウンを実現。発信と受信の2ユニットが必要な超音波センサーに比べて体積が約半減し、配置後の位置調整も不要となる。すでに中国や欧米、台湾で特許を取得しており、世界的に拡販する考えだ。
当社の歴史
平成2年に東大阪で創業しました。社是は「Create(創造せよ)」。ものづくりの技術を磨き、新たなものに挑戦して本質を極めていくという想いを込めています。メカ製品から始まり、開発から設計、製造まで一気通貫で作る部品で勝負したいと考えた結果、メカトロニクス・磁気・熱の3技術にたどり着きました。複合技術を駆使したモジュール部品で顧客に貢献します。
主な事業内容
精密機器部品(メカトロニクス・磁気・熱)の設計、開発、製造
主な取引先(納入先)
OA機器メーカー、住宅設備メーカー、医療機器メーカー、家電メーカーなど
設備情報
| 設備名 | 能力(テーブルサイズなど)・特徴 | メーカー | 台数 | |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 切削加工機(MODELA PROⅡ) | X400×Y400×Z155 | ローランド ディー.ジー | 1台 |
| 2 | 卓上フライス盤(FK-500) | X360×Y170 | 光畑製作所 | 1台 |
| 3 | 卓上ボール盤(B13RH) | φ13 | 工機ホールディングス | 1台 |
| 4 | コンターマシン(CUT-500) | H 160×D500 | YS工機 | 1台 |
| 5 | 油圧リベッティングマシン(US-36) | 軟鋼 φ0.5~φ6.0 | 吉川鐵工 | 1台 |
| 6 | 低温恒温恒湿器(PL-1J) | 温度範囲:-40℃~100℃,湿度範囲:20%RH~98%RH | エスペック | 1台 |
| 7 | デジタルマイクロスコープ(DSX-1000) | 最大総合倍率:9637X | EVIDENT | 1台 |
| 8 | CNC三次元測定器(CRYSTA-Apex ) | 297×210×200mm (A4サイズ×200mm) | ミツトヨ | 1台 |
| 9 | 3Dプリンター(Agilista) | 297×210×200mm(A4サイズ×200mm) | キーエンス | 1台 |
| 10 | 卓上形精密万能試験機(オートグラフ) | 測定荷重範囲最大20kN | 島津製作所 | 1台 |
企業概要
- 企業名
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下西技研工業株式会社
- 住所
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〒578-0981 大阪府東大阪市島之内2-4-16
- 代表者
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下西 哲史
- 創業年/設立年
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1990年 / 1990年
- 電話番号
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072-966-6131
- FAX番号
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072-966-6133
- 企業HP
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社長インタビュー記事 (2017年)(https://note.com/mobio_osaka/n/nce9e8cecec68)
- 資本金
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30,000,000円
大阪ものづくり優良企業賞(平成29年度)
特許取得、ISO9001認証取得、ISO14001認証取得