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営業時間:9:00~17:00
休館日:土日祝・年末年始

展示ブース:北館1F 69

ヤマコー株式会社ヤマコー

主要製品

熱間鍛造品・冷間鍛造品

熱間+冷間の複合鍛造品

機械加工品と作業工具

代表取締役社長

山本 晃永

事業内容

ヤマコー(株)は、熱間(Hot forging)と冷間(Cold forging)の複合鍛造(Composite forging)に機械加工をプラス。「不可能を可能にする」ものづくりを提案します。強みは熱間鍛造と冷間鍛造をあわせた複合造品技術。創業より培った確かな技術で、発想の転換で可能性を広げます。短納期・低コスト、そして高品質な製品を提供します。

製品・技術の紹介

金型設計から冷熱鍛造品の機械加工生産システム

設計3D CAD/CAM〜金型製作

専門のオペレーターによる3D CAD/CAMを駆使した最新の金型設計。効率的で高品質な鍛造金型のデザインを提案します。
また、事前検討で3Dモデル(樹脂)での検討も可能です。
金型製作では、3D CAMで最適な高速加工データを作成し、無駄がなく精密研磨を必要としない仕上りを実現することで、短納期を可能にしています。

複雑な形状の製品精度を保持するため、ヤマコーの検査部門には3次元測定器を始め、精密加工を保証できる検査器具を揃えています。また、必要に応じて非破壊検査や強度試験も行える体制を備えています。

熱間鍛造と冷間鍛造

熱間鍛造は高温に加熱した材料をエアスタンプハンマーで高速に打撃して、匠の技で製品形状を作り上げます。高温状態で鍛えられた製品は、組織が緻密になる上、微細化された組織は、強度に優れた特性に変わります。

冷間鍛造は熱間と違い、材料を加熱せずに常温に近い温度で行う鍛造。精度が高く、完成品に近い寸法や形状に加工できるのが特徴です。ヤマコーでは、熱間と冷間を合わせた技法も得意としています。

鍛造に機械加工をプラス、新素材も鍛造を可能に

鍛造素形材だけでなく、高精度な削り出し加工も行える設備をそろえています。特殊ねじなども量産できるように16トンの転造機も導入しています。機械加工まで一貫生産体制が整っていることがヤマコーの大きな強みです。

これまで鍛造品の素材といえば鉄が中心で、その強度の高さから、自動車のエンジンや駆動系の部品に使用されてきました。近年、ヤマコーでは先進性のある素材に目を向け、次世代の技術開発に取り組んでいます。鉄の鍛造から発想を変え、航空機や医療機器に適したチタン(Ti)をはじめ、家電ではステンレス(SUS)、次世代の自動車ではアルミ(AL)などがこれから鍛造素材としてのニーズの高まりを予測し、取り組みを始めています。

キーワード

#鍛造,#複合鍛造,#機械加工,#自動車部品,#チタン,#アルミ,#ステンレス,#冷間鍛造,#熱間鍛造,#CFRP

熱感・冷間・複合鍛造と精度を極め"切削レス"提案

業務内容:精度や素材の対応力高め難加工材にも取り組む

自動車や産業機械、鉄道架線など幅広い分野の鍛造部品を製造している。金型を100%内製化することにより設計と加工技術を蓄積し、部品形状の精度や新素材への対応力を高めてきた。常温に近い状態で成形する冷間鍛造の寸法公差は±0.02mm。一方、大物部品を効率的に成形できるものの精度が出にくい熱間鍛造においても、±0.04mm-0.05mmの精度を保っている。チタンやコバリオン、インコネル、ハステロイといった難加工素材の鍛造技術を次々に確立し、近年はCFRP(炭素繊維強化プラスチック)の成形にも取り組んでいる。

強み:複合鍛造で効率と精度両立コストダウンを追求

効率的な熱間鍛造と高精度の形状出しが可能な冷間鍛造を組み合わせた「複合鍛造」が強み。一般的に鍛造部品は、後工程に切削加工を施して精度を出すことが多い。
同社も切削系の工作機械を社内で多く保有しており、鍛造での精度出し比率を高めることにより機械加工の工程を削減し、コストダウンを追求している。
山本晃永社長は「目指すところは"切削レス"」と、さらに上を見る。複雑形状の鍛造でも寸法公差や面粗度の精度を高め、徐々に切削工程なしで使用できる部品を広げていく。それにより、顧客への大幅なコストダウンを提案する。

人材育成:製造の不具合はチャンス若手の育成に活用

月1回の品質向上会議では「なぜ」、「どうして」を全員で徹底的に考え、分析するするのが同社の基本だ。製造工程で不具合が出た場合は基本的にその日のうちに対策会議を開き、4日以内に改善策を出す。これらは顧客対応としてはもちろんのこと、若手従業目が鍛造への理解を深めるためのプロセスだという。同社の平均年齢は35歳。山本「社長は若手の意見を汲み、ロボットアニメの機体をイメージした赤・青・黄・白色を使った特注エアースタンプハンマー(型打鍛造)を導入。鍛造現場に対する従来のイメージから脱却する工場づくりも進めている。

今後の展望:新規開拓に着手し開発専用棟の設置も検討

難加工材の鍛造技術により、航空宇宙や医療機器などの新分野を開拓していく考えだ。すでに熱間と冷間、両方の技術を確立したインコネルでは航空機向けの採用検討が始まっているほか、コバリオンで人工関節部品を製作することに成功。また、既存分野である自動車向けでは熱可塑性CFRPの成形技術が注目されている。現在、国内で主流となっている熱硬化性CFRPよりも量産に向く熱可塑性で、内部の繊維破断がない立体成形を実現しており、顧客への提案を始めた。顧客から依頼を受けて製造するだけでなく、開発型の企業を目指すため開発専用棟の設置も検討している。

当社の歴史

昭和21年に作業工具の製作所として創業し、同27年に大阪府東大阪市に工場を設立しました。鍛造部品と作業工具の製造・販売を行い、平成7年にはマレーシア工場を設置しています。鉄にとどまらず、あらゆる難加工材に挑戦しているため企業から「これはできないか?」と相談をいただけるようになりました。

主な事業内容

熱間・冷間鍛造と切削加工による部品製造

主な取引先(納入先)

自動車部品メーカー、 産業用機械部品メーカー

企業概要

企業名
ヤマコー株式会社
住所
〒578-0901 大阪府東大阪市加納4-3-26
代表者
代表取締役社長 山本 晃永
創業年/設立年
1946年 / 1952年
電話番号
072-965-5621
FAX番号
072-965-5513
企業HP

http://www.yamaco-forging.co.jp

社長インタビュー(https://www.m-osaka.com/jp/special/001824.html

資本金
45,000,000円

ISO9001取得、JQA-QM8353取得

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