中小企業のIoT導入を支援します

大阪府IoT推進ラボ事業

概要

大阪府IoT推進ラボ事業「IoTリーンスタート!」で「IoT先進都市・大阪」をめざす。

事業の内容

  • 事業目的・概要
    • 中小企業のIoT普及を加速するため、「IoTリーンスタートアップ」※のポリシーに基づき、ものづくり企業・サービス事業者の既存の生産ライン・事業場の生産性向上を図ります。
    • 具体的には、IoT導入診断・IT企業マッチング事業、導入企業のネットワーク化・IoTエコシステム構築等を実施し、IoT導入の立上げを加速するとともに、既存産業の生産性向上により、大阪経済の、人口減少下での持続的発展に寄与します。

    ※IoTリーンスタート「最小限の事業から始める」というシリコンバレー発の企業手法「リーンスタートアップ(Lean Start Up)」から名付けました!

  • 重要業績評価指標(KPI)
    • 本事業を通じて、毎年度30社の「IoTリーンスタートアップ」実施企業の参画を達成します。
    • これら企業を先進モデル事業者として、IoT導入が次々に他企業でも進むIoTエコシステムを構築します。
  • 今後の展開
    • 既存企業のランニングの中でまかなえる低廉・簡素なIoT導入を基本とし、設備資金等が不足する場合は経営者に対し、「ものづくり補助金」等の活用等を推奨します。
    • 診断・マッチングにかかる費用、セミナー開催費は大阪府が負担、IoTエコシステムは大阪府が呼びかけ、参画企業・各種支援機関の自主運営によることとします。
  • 事務局
    • 大阪府商工労働部中小企業支援室
  • 参加プレイヤー
    • 大阪商工会議所
    • 大阪産業技術研究所
    • りそな銀行
    • 大阪産業振興機構
    • 東大阪市
    • 大阪市都市型産業振興センター

事業イメージ

事業イメージ

IoTとは? Internet of Things (モノのインターネット)

コンピュータなどの情報・通信機器だけでなく、様々な「モノ」に個別のアドレスを付加し、インターネットの仕組みを使い相互に通信することにより、各所のセンサー、カメラなどからの情報を集めるとともに、各種装置の操作・制御も行い、時間や空間を超えて、多様な装置の状態を把握しコントロールすることができる仕組みを言います。

  • モノ=家電、自動車、パソコン、スマートフォン、カメラ、センサー、ICタグ、製造装置、ディスプレイなど
  • インターネットを介してこれらのモノを識別・制御するため、モノにIPアドレスを付与。
  • IPアドレスを持ったICタグ×1とスマートフォン×1の組合せでもIoTが成立。

大阪府では、「中小企業に最適なIoT」とは何かを模索し、従来の文字や図面などの情報を扱うITの利活用と区別することなく、中小企業の方に、IT/IoTに導入を推奨し、支援していくこととします。

IoTに関連するその他の用語

  • Industry4.0(第4次産業革命)

    インターネットの隆盛とスマートフォン等の情報通信端末の普及、各種デバイスの発展などを背景に、IoT、ビッグデータ、AIなどを組み合わせ、原材料確保から顧客管理に至るビジネスプロセス全体を自動化しようとするの動きで、ドイツが政策的に取組をはじめたものです。 ドイツ シーメンス、日本では、コマツ「KOMTRAX」などが有名な事例です。

    • 第1次産業革命 19世紀イギリス 蒸気機関による製造業の革新
    • 第2次産業革命 20世紀USAほか 電気・機械を用いたマスプロダクション方式
    • 第3次産業革命 20世紀末 コンピューターエレクトロニクスを使ったオートメーション
    • 第4次産業革命 今!インターネットの基盤を使いビジネスプロセスを自動化

    と、言う展開になります。

  • AI

    人工知能。パターン認識能力により自ら有用な情報を知識として集め進化できるタイプが注目される。ディープラーニングと言う大量のデータを用いて人工知能に急速に学習させる手法が開発されて、急速に発展し、自動運転・ロボットに活用されています。

  • AR

    拡張現実。現実の空間にコンピュータの情報を付加する技術。展示物をゴーグルごしに視ると対象物の詳細な説明が表示されるゴーグルなど。

  • ビッグデータ

    膨大なデータを蓄積、詳細な解析(アナリティクス)を加えることでこれまで判らなかった有用な情報を取得し、利活用すること。

  • フィンテック

    コンピュータ、IT技術を使った新規金融サービスを指します。支払・決済手段として、スマホアプリを活用するアップルペイ、や交通系のICカードなどが身近な例です。

  • オープンイノベーション

    自社内製や独自開発にこだわらず、他社・研究者・大学等の資源や成果を活用、組合せ、革新的な開発を迅速に実現する手法です。IoTでは、多種類の「モノ・機械」をネットワークで結ぶため、大企業と言えども単独ですべてを構築することは難しく、時間もかかることから、必須とも言える手法となっています。

日本のIoTの現状

大企業と国が、政策的な取り組みを進めるドイツ、GEなどの企業が主導し、製造装置やプラントのスタンダードを勝ち取ろうと熾烈な競争を繰り広げるアメリカなどにくらべて、日本は、出遅れが指摘されることもあります。
その中で、大企業・国レベルでは、学識経験者やIT関連産業、プラント製造メーカーなどが結集した「IoT推進コンソーシアム」が設置され、ロボット導入などの実証プロジェクトから実用段階に進む企業が増えてきています。 しかし、中小企業では、「社内にIT人材がいない」「導入方法がわからない」「導入メリットや費用対効果が見えない」と言った理由から、普及が遅れており、一部の先駆的企業が導入に動き始めたところです。
経済産業省では、地方・中小企業でのIoTの普及を図るため、平成28年度から「地方版IoT推進Lab」を開始。これは、地方自治体が中心となり、地域の企業、大学、研究機関などを巻き込んで実施するIoT関連プロジェクトを支援するもので、現在(平成29年5月)51自治体で様々な事業が実施されています。

大阪府IoT推進ラボ事業

目標・理念

大中小企業がIoT導入に取り組むうえでの阻害要因を取り除き、検討から実装へと進める環境を整えるとともに、導入企業を先進事例としてPRし、中小企業でのIoT導入を普及します。 「IoTリーンスタート!※」=シンプルに、安く、小さく始める中小企業に最適なカタチでの導入を提案します。

大阪府IoT推進ラボ事業 概要

事業内容

「IoTリーンスタート!」の理念を実現するため、次の事業を実施します。

  • IoTリーンスタート!セミナー
    IT/IoT利活用を進めようとする企業経営者を対象に、先進事例の紹介や最新の情報を提供します。
  • IoT診断(6月30日受付開始)
    中小企業診断士が、どの業務プロセスに、どのくらいの規模で導入するのが最適か、診断します。
  • IoTマッチング(6月30日受付開始)
    社内IT人材がいない場合でも、円滑に導入が進められるよう「様々な生産設備やネットワーク、を扱える、システムインテグレイター」を紹介します。
  • IoTエコシステム
    導入済み企業が交流する場を設け、小さく始めたIoTの、導入拡大・さらなる活用を検討できるようにします。

お問合わせ

担当:大阪府ものづくり支援課 産学官連携推進グループ

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