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ものづくり企業発見!企業インタビュー

MOBIO-Cafeセミナー 特別編『展示会に出よう』参加者インタビュー

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お客様と共に作り上げる生産管理システムをアピールしたい

ミニコン・コンサルティング株式会社 営業グループ 山本隆弘さん

ミニコン・コンサルティング株式会社
営業グループ 山本隆弘さん

セミナーでは「がんばったで賞」を受賞した山本さん。「新しいことを学ぶことが好きなんです」と語る。

会社名ミニコン・コンサルティング株式会社
住所〒541-0056 大阪市中央区久太郎町3-5-17 リバティ御堂筋本町ビル5階
電話番号06-6243-1655
企業HPhttp://www.m-osaka.com/jp/exhibitors/319/
代表者名代表取締役 木原 正博
設立1976年(昭和51年)
事業内容生産管理システムMcΣ®
人材育成プロジェクト

中小企業をサポートするシステム・コンサルティング会社

セミナーで仕上がったリーフレット。デザインは、Windows8のインターフェースをヒントにしたという。

大阪市中央区。地下鉄本町駅にほど近い場所にあるミニコン・コンサルティング株式会社。明るく静かなオフィスで出迎えてくれたのは、営業グループの山本隆弘さん。全42名の社員のうち、およそ8割の社員は出向などの形で社外で仕事をし、このオフィスに勤務しているスタッフは、常時10名ほどだそうだ。

「最近は特に、情報管理などセキュリティが厳しいので、お客様の会社の情報を持ち帰ってオフィスで仕事をするということができないんです」と話す山本さんは入社11年目。

現在営業グループのリーダーを務める。そんな山本さんは、月2回のMOBIO Café Meetingには、ほぼ欠かさず参加。今回行われたセミナー特別編『展示会に出よう』では、その熱心さが評価され、「がんばったで賞」を受賞した。

「MOBIOには、主にものづくり関連の中小企業が出展していますが、うちはその企業様をサポートする立場の会社。MOBIO Café Meetingに初めて参加したときに、ここで人とのつながりが生まれると直感したんです」

セミオーダーメイドの生産管理システムMcΣ(マックシグマ)

セミナーでの山本さん。「参加者は業種も年代も様々。とても刺激になりました」と語る。

創業は1976年。当時から主に富士通グループの直列販売店として、企業向けコンピュータ制御システムを販売してきた。
「もちろん創業当時はICT技術という言葉もありませんでした。コンピューターというとビルのワンフロアを占領するほどの大型で高額な装置だった時代ですから。そんな時代に、企業向けコンピューターとして本棚くらいの大きさの箱形コンピューターが発売されました。それが“ミニコン”と呼ばれて、中小企業などでも導入されはじめたんです。社名はそこから来ています。弊社は当時から企業様向けのソフトウェアを開発していました。初めの頃は、船場界隈にある繊維関連のシステムを販売していました」。

現在ミニコン・コンサルティングでは、企業向け情報システムの設計・開発、ソフトウェアの開発、そしてその運用のためのサポートや保守管理をしている。

「今回のセミナーでリーフレットを作った商品はMcΣ(マックシグマ)という生産管理システムです。この商品の最大の特長は、セミオーダーメイドであること。お客様の状況に合わせてカスタマイズしながら一緒に作り上げるというコンセプトの商品です。パッケージ商品よりもそれぞれの会社に合ったシステムができ、結果的に費用も安価で済むというのが私たちの考え方。そのメリットをお伝えしたいという気持ちでリーフレットを作りました」という山本さん。

特に金属加工、機械製造など、複数の部品を組み立てるような組立業の生産管理に向いているシステムだという。
「最近は特に新製品開発のサイクルが早いため、生産側での部品管理がかなり煩雑になってきていると言われています。McΣ(マックシグマ)は、そんな時代にムダなく生産販売するのに適したシステムなんです。また、効果的に使っていただくために、システムの管理担当者様の人材を育成するのも私たちの役割だと考えています」。

営業はまず人との信頼関係から

自らのアイデアの変遷を「すごろく風」にまとめたという資料。途中経過、アイデアについての考察などが一目瞭然。

品質には絶対の自信を持っているという商品、McΣ(マックシグマ)。それをもっと効果的にアピールしたいとの考えでセミナーに参加した。

「自分で作ると、あれもこれも言いたい、となってしまうんですよね。セミナーの前に作ったものを先生に見せたら、文字量が多すぎて要点が分かりにくいと言われました。四苦八苦してできあがったものがこちらです」と差し出されたリーフレット。

コピーとヴィジュアルが整理され、丁寧に仕上げられている成果物からは、山本さんの想いが伝わってくる。セミナーで、制作物がどんどんよくなっていく実感が得られたという山本さんは、アイデアが変遷していく様子を資料としてまとめ、最後の報告会で発表した。

「MOBIOに来られる経営者の皆さんは日々、本当に努力されています。それぞれ独自の考えを持っていらっしゃって、話をしていてとても勉強になるんです。そんな皆さんと会話をし、つながりを広げたいと思っています。そこでまず私を信頼していただきたい。ビジネスの話をするのはそれからだと考えていますから」。

今後もチャレンジしたいことはたくさんあるという山本さん。
「まずリーフレットをもっと進化させていきたいですね。まだまだ完成形ではないと思っています。さらにプレゼンテーションのノウハウも学んでみたいと思っています。お客様の前でもっと流暢に話ができるようになりたいんです」と語る。その笑顔に、勤勉で温厚な山本さんの人柄がにじみ出ていた。

MOBIO担当者より

受賞理由【頑張ったで賞】 ミニコン・コンサルティング(株) 山本さん
システム開発という目に見えないものを伝えることは難しいことです。講師や他の受講生からのアドバイスをもとに毎日毎日考え続けて修正を繰り返したそうです。 その上その経過をまとめられたことが評価を得て「頑張ったで賞」を受賞。

 取材日:2013年1月8日(火) ライター:岩村彩((株)ランデザイン)

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