展示ブース:北館2F 106
帝国チャック株式会社テイコクチャック
工作物保持用デザインパワーチャック
MC用デザインチャック&治具
メカクランプ
事業内容
帝国チャック(株)は、創業81年、日本のチャックメーカーの草分けとしてスクロールチャックの国産化を果たしました。昭和44年からは、業界に先駆けて自動車部品等の量産加工用デザインチャックの開発に着手、国内No.1の品揃えとシェアを誇り、常に時代をリードした『モノ造り』にチャレンジしています。

製品・技術の紹介
量産ワーク保持用 デザインパワーチャック
自動車部品生産に豊富な経験のSOULデザインチャック

昭和の幕開けと共に匠の技のSOULはスクロールチャック国産化の嚆矢として戦前戦後を通じて日本のモノ造りをサポート、特に米国ウッドワースとの技術提携による量産加工用デザインチャックは我国の小型モータリゼーションの発展と共に日々進化してきました。
自動車は様々な部品で構成されており、これら部品の生産には過酷な条件で安定した精度を維持する機械設備が必要です。
デザインチャックは専用チャックなので「品質、値段、納期、アフターなど」がネックとなりますが、帝国チャックは35年間培ったデザインチャックのノウハウと納入第一号から再現できるCAD図面管理システム、一品毎に異なる構成部品の進捗を管理し短納期を実現するバーコード入力生産管理システムなどIT化により多様化、高度化するユーザーニーズに積極的にお応えして国内No.1の納入実績を誇っています。
シャフトワーク全加工用デザインチャック

UBL-6JAW CENT/COMPは両端径が異なる長いシャフトワークの自動生産ラインで、従来は機械が3台必要なところを、ワークレスト&テールセンタ仕様のNC旋盤1台で全加工用できる省力・省スペースのシャフト専用デザインチャックです。
通常、シャフトの量産では(1)ワークの両端面&センタ穴の加工。(2)両センタ支持で一端をコンペ型チャックで把握して外周加工。(3)同仕様で反対端を把握して(2)の把握部分の加工と3工程分の機械が必要です。
UBL-6JAWは、NC旋盤1台で(1)端面基準で大径側を3JAWで芯出し把握し、ワークレストで受けて端面&センタ穴加工後、両センタ支持で外周部を加工。(2)ロボットでワークを反転。(3)チャック側のセンタ基準で小径をコンペ把握し、同様の流れで全工程を終了できます。なお、納入先ではジョウピースとストッパーの段取り替えで複数種類のシャフトワークを生産しています。
薄肉ワーク加工用マルチジョウチャック

円筒薄肉ワークは僅かな力で変形するので、外周部の把握は勿論、剛性のある両端面をフェイスクランプで把握しても高精度仕上げる事が難しい難物ワークです。
マルチジョウチャックは当社独自のフロート機構を備えたマルチ(多数)ジョウで凹凸のある薄肉ワークの外周部を強力で均等な力で把握して、ワークに剛性を与え、厚肉ワークと同等の加工条件で高真円精度に仕上げる事ができる画期的な薄肉ワーク用デザインチャックです。
芯出し用チャックと組合せたものや、マルチジョウにセンタリング機構を内蔵したものなど、カーパーツを中心とした客先の様々な加工条件やご要望に対して高い自由度でお応えしており、手間のかかる単品の受注生産ですが短納期対応でお応えしており、ブレーキドラムや自動変速機部品など、カーパーツで薄肉のものの高精度仕上用として製品品質と生産性の向上に寄与しています。
企業概要
- 企業名
- 帝国チャック株式会社
- 住所
- 〒581-0071 大阪府八尾市北久宝寺2-1-50
- 代表者
- 寺坂 創介
- 創業年/設立年
- 1926年 / 1945年
- 電話番号
- 072-923-1821
- FAX番号
- 072-992-5457
- 企業HP
- 資本金
- 95,180,000円
- 受賞歴
- 元気なモノ作り中小企業300社(平成18年度)
特許取得、意匠権、ISO9001認証取得